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【開催案内】平成30年度関東支部総会・勉強会を6月14日に開催いたします

   平成30年度(公社)砂防学会関東支部総会・勉強会の開催案内


1.日時:平成30年6月14日(木)15:30~17:30
2.場所:会場:ハロー貸会議室東京駅八重洲北口
  〒103-0028 東京都中央区日本橋1-1-8 コンタツビル 1階
  (PDF 2ページめの地図を参照)
3.次第
 (1)挨拶
 (2)支部役員について
 (3)平成29年度事業報告および収支決算報告
 (4)平成29年度会計および業務執行に関する支部監事の報告
 (5)平成30年度事業計画(案)および予算(案)
 (6)その他
4.勉強会(講演):講師およびテーマについては未定ですが、
   詳細については後ほど関東支部のホームページでお知らせ致します
  (注)勉強会につきましては学生さんの参加が可能ですので
     お知り合いの学生さんがおられましたらお声かけ下さい
    (勉強会は16時頃から開始致します)。
総会(勉強会)終了後会場の近くで意見交換会(18:00~20:00)を予定しております(希望者のみ)。

申込み方法:関東支部事務局(アドレス:sabo-kanto#abox3.so-net.ne.jp →送信時に#をアットマークに変更してください)に、①総会参加 ②懇親会参加 につきましてメールにてお申し込み下さい。
申込み期限: 6月 7 日(木)

2018年05月14日

【募集】現地検討会(9月29日・日光)参加者募集***多くの支部会員のご参加をお願い申し上げます***

   平成 29 年度(公社)砂防学会関東支部 現地検討会の参加者の募集


 栃木県日光市芹沢地区では、平成27年9月の関東・東北豪雨による記録的な大雨により、9月10日未明に集落背後から土石流が同時多発し、家屋6戸が全半壊、住民2名が負傷、 市道が流失・寸断され住民 25名が一時孤立するなど、大きな被害を受けました。
 国土交通省関東地方整備局日光砂防事務所は、被災直後から応急対策に着手するとともに、再度災害を防止するために災害関連緊急砂防事業等により砂防工事を緊急的に実施してきています。このたび国土交通省関東地方整備局日光砂防事務所のご協力をいただき、下記のように現地検討会を開催させていただくことになりました。平成27年の芹沢地区における土石流・流木災害の実態を知るとともに、その後に実施された災害関連緊急砂防事業等 による土石流・流木対策施設の計画・設計・施工に係わる技術について知る絶好の機会となりますので、多くの支部会員のご参加を御願い申しあげます。
                      

 

開催日:平成29年9月29日(金)(日帰り) *別紙行程表(こちらをクリック)をご覧下さい。
現地検討会の場所:栃木県日光市芹沢地区の土石流災害ならびに復旧工事現場
集合ならびに解散場所:東武鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」(栃木県日光市) 募集人数:30名(先着 順に受け付け、募集人数に達し次第締め切ります)
参加費用:無料です。なお、集合および解散場所の「鬼怒川温泉駅」までの交通費等につきましては  参加者がご負担下さい。また、昼食は集合時間(12:30)前に各自済ませて下さい。
装備:工事現場に入りますので、各自ヘルメットをご持参下さい。

服装:通常の山歩きのできるような服装。雨天も考慮して雨具を用意。

CPD証明:発行される予定です。

その他:小雨の場合にも実施します。天気が荒れる予報(注意報、警報が発令されることが予想され  る場合)の場合には取りやめます。取りやめる場合には前日(9月28日)の夕方までに参加予定者 の方にメールにてお知らせいたします。
申込み方法:関東支部事務局(アドレス:sabo-kanto#abox3.so-net.ne.jp →送信時に#をアットマークに変更してください)に、メールにてお申 し込み下さい。①氏名、②年齢、③所属、④関東支部会員かどうか、⑤連絡先のメールアドレス、を お知らせ下さい。
申込み期限:9 月 18 日(月)、ただし、定員に達し次第締め切らせていただきます。
* 申込み・問合せ先:(公社)砂防学会関東支部事務局
     E-mail: sabo-kanto#abox3.so-net.ne.jp→送信時に#をアットマークに変更してください
     TEL: 090-5057-0257

2017年08月17日

【終了】砂防学会研究発表会:関東支部セッション「伊豆大島の土砂災害とその後の復興」が開催されます

平成29年度砂防学会研究発表会において、関東支部セッション「伊豆大島の土砂災害とその後の復興」が開催されますので、皆様のご参加をお願い申し上げます。

 

日時:5月25日(木)14:30~15:30

会場:別館2階・会議室6


発表①:伊豆大島西側山腹斜面を対象とした崩壊危険斜面の抽出法について;執印康裕、堀田紀文
発表②:浸透計算と斜面安定解析による伊豆大島における表層崩壊の発生機構の検討;堀田紀文、

    後藤憂弥、山川陽亮、徑隆悠、正岡直也、今泉文寿
発表③:伊豆大島大金沢に設置した試験プロットにおける地表流流出率と土壌侵食量;石川芳治、

    若原妙子、服部恭也、森山希美、臼井里佳、岩崎紀子、舟木健
発表④:伊豆大島の土砂災害とその後の復興;高瀬康生、森田竜馬、田宮行朗、高橋宏尚、堺健太郎

2017年05月12日

【報告】土石流災害緊急調査(9月18日・群馬県沼田市柿平沢)を実施いたしました。

    公益社団法人砂防学会関東支部 沼田市柿平沢土砂災害緊急調査実施概要

                          緊急調査団長 石川 芳治

・平成28年9月7日(水)未明、台風13号に伴う豪雨により、利根川水系片品川右支川柿平沢(群馬県沼田市利根町柿平地先)では土砂移動現象が発生し、下流にある柿平集落の住家4棟に被害が発生した。関東支部では「沼田市柿平沢土石流災害緊急調査団」を組織し、9月18日(日)に、国土交通省関東地方整備局利根川水系砂防事務所の協力を得て現地調査を行った。ここでは調査の概要を紹介する。なお、調査結果の詳細については、砂防学会誌に「災害報告」として投稿中であり、11月号に掲載される予定の「災害報告」を参照されたい。

 

・緊急調査団氏名 (順不同)
 団長(支部長)  石川 芳治  東京農工大学
 団員(副支部長) 執印 康裕  宇都宮大学
 団員(幹事)   柏原 佳明  アジア航測(株)
 団員(幹事)   宮田 直樹  国際航業(株)
 団員(幹事)   大野 亮一  国土防災技術(株)
 団員(幹事)   飛岡 啓之  パシフィックコンサルタンツ(株)
 団員(幹事)   梶原 誠   (株)ハヤテ・コンサルタント
 団員(幹事)   沼宮内 信  川崎地質(株)

・調査日時   平成28年9月18日(日)
        (現地調査 10:30~16:30)

・柿平沢の概況: 流域面積    0.35k㎡
         主流路長    1.2km
         標高      610m(集落)~1173m
         地質      上流;戸倉オフィオライト ダンかんらん岩
                    斑れい岩、輝緑岩および玄武岩
                 下流;岩室層 礫岩、砂岩・頁岩互層

・降雨状況: 

柿平集落から約3km西にある薗原ダムにおける降雨量は、9月7日の日雨量115mm、最大時間雨量73mm(7日4時~5時)であった。薗原ダムの観測期間である1966年~現在までの約50年間における最大日雨量は197mm(1998年)で9月7日の日雨量は第16位であり、最大時間雨量は第1位(第2位は1966年の51mm)である。また、土壌雨量指数に関しては今回の降雨の確率年は1.34年である。このことから、過去50年間において最大である短時間降雨量が今回の土砂移動の発生に強い影響を与えたと考えられる。

・土砂移動現象の概要:

柿平沢本川の上流域において発生した土砂(写真-1)は柿平沢を流下し、流下 の途中で渓岸・渓床を侵食しながら(写真-2)土砂量を増し、下流の柿平集落周辺で土砂が流路から 集落内に氾濫・堆積(写真-5,6)し、一部は下流の根利川に流下した。土砂と共に流木も流下し一部 が集落内で氾濫・堆積した。また、土砂と流木の一部は途中の治山谷止工(4基)により捕捉され堆積 した(写真-4)。本川の中流部では流木と土砂が絡み合って堆積してできた流木ダムが形成された(写真-3)。柿平沢の左支川の上流でも土砂移動が発生し(写真-7)、侵食により土砂量を増して(写真-8)流下し、一部の土砂は柿平沢本川に流入したが、大部分は左支川の下流部において氾濫・堆積し、集落に与えた影響は小さかった。

 

写真1:柿平沢本川上流の土砂移動開始点の状況


写真2:本川の源頭部下流区間の侵食状況

 

写真3:流木が渓床に堆積した(流木ダム)状況

 

写真4:下流から2番目の治山谷止工

 

写真5:下流部における開水路と暗渠部の状況

 

写真6:氾濫・堆積した土砂等の状況

 

写真7:柿平沢左支川の土砂移動開始点付近の状況

 

写真8:左支川における侵食状況

 

 

2016年10月17日

【報告】平成28年度現地検討会(9月6日・伊豆大島)を実施いたしました。

                                 平成28年9月8日 
             


       (公社)砂防学会関東支部 平成28年度現地検討会の実施概要報告

                                 関東支部長 石川 芳治

 関東支部では、平成28年度現地検討会を平成28年9月6日(火)に開催いたしましたので、その概略を報告致します。
 台風12号と台風13号の間に当たる9月6日の天候は曇りと比較的良い天候に恵まれ、予定通りに現地検討会を開催することができました。
 参加者は合計36名で、多くの方は東京の竹芝客船ターミナルから、一部の方は熱海港から伊豆大島に向かい、岡田港に入りました。岡田港からは貸し切りバスで、まず、大金沢の最上流部に当たる三原山頂口に行き、展望避難休憩舎内の伊豆大島ジオパークの展示室において、大島町防災情報アドバイザーの鍛冶谷秋実様から伊豆大島の三原山の火山噴火の歴史、地形・地質等についてご説明を頂きました。昼食をとった後に、バスにて御神火スカイラインを下りながら、参加者の(一社)砂防・地すべり技術センターの池田暁彦室長様(関東支部副幹事長)から2013年10月の土砂災害の発生状況を説明していただきました。途中の3箇所でバスを降りて、東京都大島支庁の小野満基土木課長様から災害後の復旧工事であるのり面・斜面安定工事、表面侵食防止工事、床固工事、水路工事、導流堤工事等について説明していただきました。2013年10月の土石流・流木災害で荒廃した大金沢もその後の復旧工事のおかげで、流域の植生も見違えるほど回復し、のり面・斜面の安全性も増し、御神火スカイラインの復旧も最終段階に入っており、災害直後の状況を知る人にとっては目を見張る光景でした。現在工事中である、多様な工種について詳しいご説明を頂きましたことは参加者にとっては大変に勉強になり、今後の土石流・流木対策に役立てていただけると思います。最後に、バスで伊豆大島火山博物館を訪れ(一部の参加者は近くの八重沢堆積工を訪れ)、その後、バスで岡田港に行って、高速ジェット船で竹芝および熱海港に戻りました。
 今回の現地検討会では、東京都建設局河川部の渡辺修土砂災害対策担当課長様(関東支部幹事)、東京都建設局河川部計画課の森田竜馬様には日程調整、準備、運営等につきまして多大な支援をいただきました、また、東京都大島支庁小野満基土木課長様および土木課の皆様には現地での工事のご説明ならびにお手配をいただきました、さらに大島町防災情報アドバイザーの鍛冶谷秋実様には三原山の火山噴火の歴史等につきしてご説明をいただきました。他にも多くの皆様にご支援、ご協力いただきました、心より感謝を申しあげます。

 

当日の写真はこちらをクリックしてください。→ 9月6日現地検討会の様子(PDF)

2016年09月15日

【終了】関東支部現地検討会(9月6日・伊豆大島)参加者募集

         

         (公社)砂防学会関東支部 現地検討会の参加者の募集

2013(平成25)年10月16日、台風26号による豪雨により伊豆大島の大金沢では大規模な斜面崩壊、土石流が発生し、死者・行方不明者39人、全壊家屋73戸、半壊家屋45戸、一部損壊家屋84戸にのぼる甚大な被害が発生しました。災害後、大金沢流域では東京都により災害復旧工事が計画・実施されてきており、広い範囲にわたり斜面安定工、緑化工、導流堤、御神火ラインの復旧等の工事が進んでおります。このたび、東京都建設局河川部、大島支庁のご協力をいただき、下記のように現地検討会を開催させていただことになりました。斜面崩壊対策、土石流対策の計画・設計および工事を知る絶好の機会となりますので、多くの支部会員のご参加を御願い申しあげます。
                     

                      記


■開催日;平成28年9月6日(火)(日帰り)  ※ページ下部、行程表をご覧下さい。
■現地検討会の場所;東京都大島町(伊豆大島)大金沢土砂災害復旧工事現場
■集合場所:東京都港区、竹芝客船ターミナル(東海汽船)7:50
あるいは伊豆大島の高速ジェット船入港場所(岡田港あるいは元町港(その日により異なります))の場合には10:10
  ・高速ジェット船(東海汽船)の予約や料金支払いは各自行って下さい。
  ・料金は竹芝~大島で往復8,680円です。予約は東海汽船のお客様センター
    電話:03(5472)9999です。
■募集人数:40名(先着順に受け付け、募集人数に達し次第締め切ります)
■参加費用:島内の移動に必要な貸し切りバス代として一人あたり2,000円(原則全員乗車、金額は参加人数により多少の変動有り)※当日、現地にて集金させていただきます。
その他、昼食を三原山の歌乃茶屋で食べられる方は事前の予約を承ります。昼定食で一人1,080円(当日各自でお支払い下さい)※予約をしておかないと準備に時間がかかり、食事の時間がなくなります。
(昼食を持参される方は外かバスの中でも食事可能)
  ・帰路に火山博物館に寄る場合には入館料が団体料金で一人400円必要です。
■装備:工事現場に入りますので各自ヘルメットをご持参下さい。
■服装:通常の山歩きのできるような服装。雨天も考慮して雨具を用意。
■CPD証明:発行される予定です。
■その他:小雨の場合には実施します。天気が荒れる予報(注意報、警報が発令されることが予想される場合)の場合には取りやめます。取りやめる場合には前日(9月5日)の夕方までに参加予定者の方に メールにてお知らせいたします。


参加ご希望の方は、メールにて関東支部事務局
(アドレス;sabo-kanto@abox3.so-net.ne.jp)宛てに、次の事項を記載の上ご返信下さい。先着順に受け付けて、定員(40名)に達し次第締め切ります。

砂防学会関東支部現地検討会(9月6日(火))に参加を申し込みます。
1.氏名(ふりがな):
2.所属あるいは勤務先:
3.連絡先メールアドレス:
4.昼食の予約の要・不要:
5.集合場所:①竹芝客船ターミナル、あるいは②当日の高速ジェット船の入港場所
6.その他連絡事項:

 



2016年08月10日

【報告】関東支部設立総会を開催しました

平成28年4月21日(木)16:00~17:30
(公社)砂防学会関東支部設立総会か開催され、70名ほどが、出席されました。

会場:TKP東京駅日本橋カンファレンスセンターカンファレンスルーム210

 

↑総会の様子

 

↑総会後に、八千代エンジニアリング(株)の池田誠さんから「海外における砂防研究調査について」の講演があり、インドネシアなどにおける調査事例などの紹介がありました。

 

↑ひきつづき、石川関東支部長から、熊本地震による土砂災害の報告が行われました。

 

2016年04月21日